仕事について。最初はテキストエディタの「stone」について書いたから、次は最近の状況を説明できると良いのではと、フリーランスになってから毎週火曜日+αで働いているギフティについて書こうとしていたのだが、いや、ポートフォリオサイトのドメインが.bandになってることの方を先に明らかにした方がいいかもしれないと、途中まで書いたファイルを置いて、新しくこのファイルを作った。つまり、GarageYokotaBand名義で、名義、アーティスト感ある。GarageYokotaBand名義で、ひっそりと楽曲を、楽曲というほど曲にはなってない、ループ素材がイメージに近い。それを年数回納品している話を書こうと思う。
GarageYokotaBandのアカウントはSoundCloudにあって、このポートフォリオサイトの下部にもプレイヤーを設置している。stoneでテキストを書いているのに「このポートフォリオサイト」と書くと、少し距離があるので、この、という指し方に違和感がある。プレイヤーはSoundCloudのiframeを操作している。(前はAPIがあったのだけど、新しいKeyの発行ができなくなっていて、SoundCloudも存続が怪しいのでデータを引き上げたい気持ち。一度、サービス終了の危機もあったし。)
GarageYokotaBandの曲はiPhoneのGarageBandだけで作っている。殆ど全部。TikTok TOHO Film Festival(2021-2022年)のCM用楽曲だけは、近所の友達に貰ったアコギを使った。全部で1,840曲(2025年7月4日時点)上がっているので、殆ど全部がiPhoneのGarageBand。
作り始めたきっかけは、2012年11月4日に開催されたインターネット ヤミ市。私はcookedというチームで参加していて。同じ出展者だった大野さんが(Merce Death名義で)「対面式でつくる着メロ」という出し物で、ギターとiPhoneのGarageBandで着メロを売っていた。そこでGarageBandいいよ、みたいな話をしたのだと思う。(ちなみにcookedの出し物は「男性向けブラウザ、処女小説、にんげん」って書いてあって。「にんげん」だけ何なのか思い出せない。)
2012年11月13日にはもうSoundCloudに曲をアップしているので、途中でも人の目に触れるところに置いてみるみたいな気持ちは昔からのよう。それ以前、大学時代にもMySpaceに曲をアップしていたし、高校のときもFC2webにmidiをアップしてた気がしてきた。
2012年11月14日にアップされた曲名が「2012.11.14 帰りの電車でガレバンブーム」、16日には「2012.11.16 オシャレナノできた。日比谷線内」。この頃は学芸大学駅に住んでいて、当時の勤務先、日本デザインセンターある銀座まで東横線と日比谷線。電車に乗ってるのは20分くらい。この20分、帰りの電車内だけで作る、というルール。これを日課にしていた。
そのまま、リモートワークが始まる2020年くらいまでは、ほぼ、必ず。帰りの電車で。途中、学芸大学駅から多摩川駅に引っ越し、多摩川駅から小田原駅に引越したのと、GarageBandの扱いに慣れてきて、最初は8小節だったのが、64小節が基本になった。
仕事として納品したのはいつだろう。GarageYokotaBand初期(1,000曲目くらい)までは、谷口くんが見ててくれた記憶。彼の授業で、武蔵美だったかな、紹介してくれたりしていて。どう紹介したのか気になっている。デザインセンターのウェブサイトにあった社員紹介動画にも使ってたけど、手元のファイル(納品するときはAbleton Liveで調整している)をみる限り、2019年が最初。2017年には三越伊勢丹クリスマスキャンペーン用の動画で曲を(カリンバで作ったのでGarageYokotaBandではないが)作っているので、社内には認知されてそう(クリスマスキャンペーンはウェブサイトを担当していた)。SoundCloudを探る。2016年の冬にHAATの店内BGMを作ってる。三澤さんに相談されて。三澤さんから相談されるってことは、もう少し前から社内認知ありそう。
うーん、わからないな。日記を書いておけばよかった。 実際に納品した案件は後編で詳しく書くことにする。
後編、実際に納品した案件についてはこちら。ただ全部は全然書けなかった。