いつもはその日のうちにテキストを書くが、これは昨日の話。スマホのメモは7行。思い出せるだろうか。昔のことは覚えていない方で、子供の頃のことは殆ど思い出せない。ただ、大学の始めまで住んでいた家(親の再婚により売りに出された家)の周辺地図は思い浮かべることができるけど、その画には人が入ってこないし、部分的には俯瞰されるので、Google Maps以降の記憶かもしれない。大学時代すら覚えていることを箇条書きにしても、そう大した量にはならない気がする。渋谷にあるデザートバイキングでチョコレートフォンデュを男友達3人でやった、という記憶はあるが、イメージが残ってないので、「渋谷にあるデザートバイキングでチョコレートフォンデュを男友達3人でやった」という話をしたことを覚えてるだけかもしれない。場所は、確か、ラグタグの手前の角。半地下。手前というのは渋谷から歩いて行った場合の手前。
そう、昨日は水曜日。午前中にひとつ定例ミーティング。30分の予定が倍くらいになって11:00。ギターエフェクターのレビュー動画を流し見ながら、ミーティングで「やりますね」と言った作業を進める。作業に飽きたのが12:00前。会社員、昼休憩の時間が決まった人たちと被るな、と少しずらして12:20。子供の時間割をチラと見る。13:20下校。ちょうど一時間後か。
日差し、気温が強い。一昨日の火曜日の昼もそう、日差しと気温で右目がチラチラして、帰ってきた頃には軽い頭痛。小一時間寝て治ったが、軽い熱中症みたいなものだったのかも。「今日も辛いな」と思ったことをきっかけに、月曜日に渓流へ行ったけど、思ってたより増水していて、全然釣れなくて辛かったことを思い出す。
家から車で30分くらいのところに、小さな川がある。地図を見る限りの全長は8kmくらいで、山から河口までが3kmくらい。民家の合間を流れる。ヤマメが主で、山間の方はイワナも釣れる。普段は下流域の1.5kmくらいを釣り上がる。のんびりやっても2、3時間で釣り終わるので、運動と息抜きによい川。平日にしか行かないので、釣り人には会ったことがない。
渓流釣りの昼食、遠出をするならバーナーを持ってカップラーメンや、釣った魚を食べるなんてのも良いが、ここに来るときは川の近くにあるセブンイレブンで十分。パンと野菜ジュースを買うのが定番。今日は欧風カレーパンと紫色のスムージー(野菜生活100 ベリー&ざくろスムージー)、それと水分補給用の梅のスポーツドリンク(サントリー天然水 うめソルティ)。括弧内は調べた商品名。前回の釣行時も欧風カレーパンだったなと思いながら手に取った。 セブンイレブンから少し上流、川沿いの道の突き当たり、少し幅が広くなったところに車を停める。地元の人の散歩道。駐車禁止ではないが、不審がられても困るので、こちらを目をやる人には挨拶をする。有料のレジ袋。スポーツドリンクを取り出し、腰のペットボトルホルダーに付ける。パンとスムージーの入った袋の口を縛り(水が入ってこないようにして)、ベストの背中に入れた。背中にはタオルとゴミ拾い用の袋が入っている。
川に入る。土曜日の大雨で増水気味。日曜は晴れていたので、晴れ2日目。濁りは取れてきている。これくらいが渓流釣りには良いという。川を釣り上がっていくので、川の右左に移動したり、自分の肩くらいあるような堰堤を越えたりしながら進むのだが…と書いて、「釣りの話を書こうと思うと、釣りを知らない人への説明が増えて難しい」と武田くんが言ってた気がしてきた。同意。
上から見ていたよりも増水していて。入渓してすぐの普段ならサクッと渡れる脛くらいの深さの場所が、今日は膝くらいまである。流れも強いので、「ウワーッ、気をつけないと怪我するわ!これ!」と口に出さずに、ウワーッと思い続ける。普段進める場所がうまく進めなかったりして、気分と体が疲れる。川の中に、前は無かった建築現場の足場と鉄パイプ。結構、水が出たんだなと、川の外に放り投げる。背中の袋には入らないが、ゴミを避けたぞ、川の神よ、と願う。 …願い叶わず。出てくる魚も少なくて、最終、2〜3匹釣れたがサイズがいつもより全然小さい。集中力が切れているときに限って、ちょっといいサイズの魚が出てきたりする。それをうまく釣ることができなくて、それがまた体力と集中力を削る。ドーパミン出ず。
普段なら川に足をつけながら、岩に座ってカレーパンを食べるのだが、やや濁った川では昼食を取る気も起きず。車に戻ってきてから食べた。14:00。いつもより時間がかかってしまった。一度、帰ってから夕飯の買い出しに行こう。スムージーは帰りの運転中に飲んだ。小学生の日記みたいだ。