あまり雨が続いている印象がないですが確かに梅雨入りはしていて、あと3日で会社員としてのアカウントが削除されます。リモートワーク主体で私が会社にいないことは誰も不思議に思わないし、私もあまり実感がないですが、職業欄に「会社員」と何も考えずに書けるのはあと3日ということはは確かです。
ちょっと狭い店内で食事をするのが気になるようになってもう1年以上。ランチはパンを買って外でひっそりと食べるのだ、という人も多いと思う。パンの質はパン屋に任せて、食べる側の私もその食べ方の質の向上に努めてきた。
今月の初めに平塚のショッピングモールで、Helinoxの椅子につける日よけこと、パーソナルシェードを見かけて。これは、と。パンと椅子と日よけをバッグにいれたら最高のランチなのでは、と。ひっそりと(人が持ってるモノを持ちたくない私は避けてきたメーカー)ネット注文して届いたのが2週間くらい前。 釣りとデザインをしている私の目測に全くの誤りは無く、青いトートバッグには椅子と日よけとパンと本が入った。パンは潰れないよう最後に入れる。海沿いに日よけと椅子のセットが配置されていないこの土地ではこれがニューノーマルになる。
会社員としてのライフタイムが残り3日となった今日もいつもと変わらずに駅前のパン屋でサンドイッチとカレーパンと、クリームチーズを乗せたフレンチトーストを買ってある。夜には雨が降るようだが、打ち合わせを終えた午前11時過ぎ、まだ晴れている。パーソナルシェードを持つと晴れることが嬉しい。
最初は上手く組み立てられないことも考慮して、20分ほど歩いた人気の無い堤防でランチしていたが、一度覚えてしまえばとても組み立てやすい。こなれたHelinoxユーザー感は容易に出せている気がする。屋根が付いているから普通のユーザーとは違うのだ、とも。 今日は観光客からもギリギリ目視されるくらいの位置をベースにすることができた。先客はアオリイカを狙う作業着をきた釣り人のみ。釣れていますか。
日差しを遮るだけで随分と涼しい。そして涼しさだけでなく屋根があることで急にパーソナルスペースが確保され、キャンプのようになる。何でもないところに突如、パーソナルスペースを確保している恥ずかしさ。友人から「スケッチしている人のよう」と言われたが、まさにその様相。食事やスケッチというプライベートな行為を見られていることを気に掛けてはいけないし、外の人も見すぎてはいけない関係性。
慣れるまではパンも硬く感じる。