
「冷蔵庫から出したグラスが薄濁り 瓶に逆さに 枝豆」日記を書こうとメモを見る。トップページの構成を僅かに変えるだけで考えすぎじゃないかクロード。終わらないので日記を書くことに。子供は学校支給のChromebookで散々ゲームをした後、サッカーに行った。
いつもの町中華。12:30頃、入口に一番近い2名掛けテーブルが空いている。入口に向かって座ると外から入る光が逆光になって写真が見栄え良く撮れるし、背中側に雑誌のラックがあり、そこにあるティッシュがすぐ取れるのでいいのだが、注文をする際に後ろを振り返る必要があって、店員がこちらを向いていない場合、席からキッチンまでが10m、いや15mくらいあるので私の声が通るわけもなく、ひたすらこちらを気にしてくれるのを待つ羽目になり、今日も2度、手を静かに上げることになった。注文は四川風マーボーチャーハンと瓶ビール。
後ろからガラスが鳴る音が近づいてくる。風鈴よりも音が短く、重く、それでもガラスと分かるクリアな感じ。しっとりとした涼しさがある。王冠の外された茶色い中瓶の口に、ビールを飲むためだけのあのグラスが逆さに重ねられている。右手には枝豆の乗った白く平らな小皿。冷蔵庫で冷やされていたあのグラスは薄く結露で曇っている。週末は台風が近づくとか。
今日の枝豆は皮が硬い。皮が厚い。本を抑えていない右手だけでは豆を押し出すことができず、口にいれて齧りながら豆を出す感じになる。
ここにくる年寄りは、ごはんのおかわりをする。日替わり定食はそれ自体も量が多いのでそれを注文しているだけでもすごいと思うが、ごはんのおかわりをする。今日も後ろの初老の男性がおかわりをした。おかずは連れの女性に分けていたように聞こえる。
今日の四川風マーボーチャーハンはご飯の量が多い。肌感として分かる。ビールの残量をちらりと確認しても、いつもなら食べ終わりが見える頃合いの量しか瓶の中に残っていないが、炒飯はまだ茶碗1〜2杯分くらい残っている。レンゲで掬えなくなると、本を置いて、残りは箸で食べる。箸が乾いていたので、スープを混ぜる。
後ろの初老の男性が会計を終えて、横を通って店を出る。姿勢がいい。食事をしていたテーブルから3歩くらいしか歩いていないのに、濃いベージュのチノパンのポケットに両手をつっこんでいた。入口の上、「良さそうな言葉」が書かれた色紙が目に入る。良さそうな言葉の横に縦書きで名前が書いてあって、斎藤「工」と読めたが、斎藤「一人」だった。人という字がとても潰されて書かれていた。
店からの帰り道、大規模なマンションが建築中でタワークレーンが2台ある。この前、雨の日、夜中に家族で歩いていて、子供が傘に落ちる大きめの雨粒に気付き、頭上に電線や木がないか探していたが、その雨粒はあのタワークレーンから落ちてきてるものが風に流されたのだろうと教えた。