
来月、友人らとやっているコピーバンド(以下、バンドクラブ)でライブに出るのだけど、表立った場所での告知が見当たらず、そういうものなのだろうか。このイベントは何度か開催されているらしい。主催は某音楽系ウェブメディアにいた人。知人友人のバンドを誘って開催しているそう。私は直接の面識はない。バンドクラブのギター(Gt.4)に声掛けがあった。他の出演者も似たような仕事の人が多そう。以前、案件の提案を一緒にやったディレクターの人や、SNSでもよく見るデザイナーの人などが出演者にいるよう。それでも告知を見かけないということは、そういうものなのだろう。とてもクローズドでプライベートな。近所の老夫婦を誘ってしまったが大丈夫だろうか。
ギターを始めたのは中学生2年生。いや、高校2年生だったか。どっちだ。ああ、中学生だ。バスケ部のエース、田島君がエレキギターも上手くて、先生からの信頼も厚く卒業式でなぜか「スリーポイントシュートを1発で決める」という余興が挟み込まれた記憶と、私が音楽の授業、クラシックギターの授業で『北の国から〜遥かなる大地より』を生徒の前で弾かされた記憶が明暗セットでこべりついている。
最初に手に入れたギターはガットギターで。音楽の授業でクラシックギターを触ったのがきっかけ。祖父母に大宮の楽器屋でYAMAHAのエレガットを買ってもらって弾いていた。なんでエレガットだったかは全く覚えていないが、今もまだ部屋にあるし、まだたまに弾いている。当時、カッティングシートでバラのような模様を切り抜いてギターに貼っていたせいで、バラの部分だけ日焼けしていなくて、とても外には持っていけない。
バンドクラブがうっすらと活動し出して、もう2年くらいになるのだろうか。Gt.4を中心に集まったメンバーだったので、Gt.1、Gt.5、Drとは面識はなく、今も互いの仕事はそこまで分かってないかもしれない。そして、基本、素人に毛が生えたくらいのレベル感で揃っている。月一回、下北沢のスタジオに集まって、3時間、課題曲をやる。スタジオに入る前に来れる人は高架下のレストランでランチをし、スタジオの後、また高架下のカフェに行くというのが流れ。カフェではピックの持ち方とか、弦の押さえ方とか、スタジオにいる時にやればいいやりとりが多いが、課題曲を合わせるのが面白いのでそんな時間はない。ちなみに課題曲は誰かがカフェやDiscord上でやりたいと言い出した曲をなんとなくやる。ぼんやりと。
クラブ活動的に集まったメンバーは6人。曲によってパートが変動するが、ギターが4人、ベース、ドラムが主な担当。今回のイベントも出れる人が出ればいいのではくらいの気持ちだったが、みんな参加できることになり、曲によっては休みパートの人もいる。気の利いた椅子か何か、いい休みかたを考えておかなければならない。演奏する曲は全部で6曲。各々が好きな曲を持ち寄りつつ、方向性がバラバラになりすぎないところでまとめたつもりではあるが、どうだろうか。バンドクラブとして人前で演奏するのは初めてだし、私自身も人前で弾くのは大学二年の学園祭以来か。あの時はオリジナル曲だった。macbookからトラックを流しつつ、ターンテーブル、ドラム、ガットギターの構成。ああ、バラのような模様の日焼け後が残るギターを弾いていたのか。今回、私は1曲目ギター、2〜4曲目でベース、5曲目ギター、6曲目ベースを担当する。ギターはFenderのテレキャスター、ベースはMusic Manのスティングレイ、どちらもバンドクラブを始めてから買った。ベースを買うのは高校生ぶりで、GLAYのJIROの影響だったのか、レジェンドみたいな名前のメーカーの青いジャズベースを買った。
上手く弾けるだろうか。ステージに立って失敗する夢すら見た、と何かの打ち合わせで、東さんらに話した気がする。残り、「残り」と書いて、画面右上の日付を見て、あと2週間しかないことにヒヤッとする。イベントの趣旨としては気楽で、演者のレベルも趣味、余興レベルだからなんて言っていたが、クリエイティブな業界がいうそういうのは絶対に嘘で、どこか余興の中で目立ってやろうって。そういうのがあるはずだから、今日、この後、私もコソ練しよう。
バンドクラブの出番は一番最初(16:15〜)なので、他出演者の友人知人はまだ来ないだろうから、観客は出演者とバンドクラブの各メンバーの友人知人だけなんだろう。バンドクラブのメンバーの告知もオープンな場には見当たらないので、実は全然外部から来なくて、出演者たちが壁際のソファーに座って談笑していて、中央のステージとその間に広い空間があるとかは辛い。メンバーが仕事の合間を縫っては縫って練習しているので、よかったら、みなさん、お誘い合わせの上、お越しください。詳細はメンバーまで。